【修理実例集】約50年以上前のセイコーレディースウォッチを修理しました
店頭来店のお客様の「SEIKOレディースウォッチの修理」です。
「おばあちゃんが使っていた時計で、形見の時計になります。親孝行したくて、修理にもってきました」とのこと。
内部は大きなサビもなく、分解掃除*のみで終わるかと思われましたが・・・・・・
「天芯」言われますが、テンプという部品の細ーい棒の折れが見つかりました。
テンプの中古部品がありましたので、交換し再調整しました。
セイコーのレディース用ムーブメント(内部の機械)は、ほとんどが電池式時計の登場するとともに終了し、新品の状態で部品を準備することができません。
ですので、当店のように中古の国産メーカーレディース腕時計を専門に修理・販売を行うことで部品のストックも行いやすくなっています。
ランニングテストも終了し、あとはお引き渡しを待つのみ。
お客様に喜んでいただけることを楽しみに、ご来店をお待ちしております。
https://timegarden.theshop.jp/items/16155182
≪分解掃除*≫
内部の機械を分解し、歯車やぜんまいなどをバラバラにします。その後、洗浄し不具合(摩耗・曲がり・さび・よごれ)が無いか再度確認。
組み立てと注油を行い、精度調整を行います。