自分の分身のようにいたわりたい。1972年3月生まれのセイコー アンティーク リングウォッチ
先日、ふらりと寄ったデパートの催事場。
ふと目に入ったのはこの小さな器。
お店の人の話では、珍味置き・薬味置き・箸置きなどにも使えるとのこと
まっ先に思い出したのは、小さなかわいいリングウォッチの撮影小物。
華奢で繊細なつくりのケースをやさしく引き立てる
器の”白”。
小さな花がさらに時計を引き立ててくれます。
今回ご紹介するセイコー リングウォッチは1972年3月生まれ
ブルーの文字盤がとても印象的な機械式時計です
リングの足の部分に1mm程度の傷があります
40数年という時を経て、その時間を生きた証(あかし)
「心の傷がいえることはない、ただそれをうけいれて、はじめて前を向くことができる」という言葉を思い出しました。
自分に起きたことを素直に受け入れて
これからを生きていこう、そんな時計かもしれません。